【初心者向け】戦闘の流れ

ここでは戦闘がどういった流れで行われるのか簡単に説明します。細かい計算は今回は割愛。全部細かく説明するととんでもない長さになっちゃいますからね。

戦闘の流れ

1.陣形選択
2.索敵
3.基地航空隊攻撃(イベント限定)
4.航空戦
5.支援艦隊攻撃(南方海域・イベント限定)
6.先制対潜攻撃
7.開幕雷撃
8.交戦形態表示
9.砲撃戦
10.雷撃戦
11.夜戦突入の選択
12.夜戦

1.陣形選択

艦隊の陣形を選択します。通常艦隊では5種類、イベント等の連合艦隊では4種類あります。最低でも、通常マスでは単縦陣、航空マスでは輪形陣、潜水艦マスでは単横陣くらいは覚えておいてください。
また、陣形を選択すると昼戦全ての戦闘判定が行われ、戦闘中に画面を消したりF5を押したりして戦闘画面を中断させても昼戦までの戦闘結果が残ります。経験値や拾った資材は入手できず、その戦闘で消費するはずだった燃料・弾薬の消費はないようです。
大破進軍してしまった場合は、陣形選択前ならF5などでリロードすれば戦闘を回避して母港に帰れます。いざという時のために覚えておきましょう。ただし3隻以下の編成だと強制で単縦陣になるため、F5で帰る時間がほとんどありません。たまたま羅針盤が出ないルートだった場合、ほぼアウトなので過信は禁物。

tannjuu

進行方向に向かって縦一列に並んだ陣形です。
火力・雷撃命中が一番高く、通常マスならとりあえずコレを選んでおけばほぼ間違いないです。
デメリットは対潜が弱くなること、随伴艦が旗艦を庇う確率が低いこと、3隻以下の編成だと強制的に単縦陣になることです。
ほとんどの海域でお世話になる陣形です。

fukujuu

進行方向に向かって縦二列に並んだ陣形です。4隻以上の編成で選択可。
砲雷撃戦が単縦陣の次に強く、対空戦も輪形陣の次に強く、対潜もそこそこあり、昼砲撃戦の命中率が高い。良く言えば万能、悪く言えば器用貧乏な陣形。
S勝利を取らなければならない任務なのに潜水艦が一隻混じってて単縦陣だと潜水艦が残ってしまうなんてときに使ったり、レベリングでダメージよりも命中率を重視したいなんて時に使ったりします。

rinnkei

旗艦を中心に随伴艦が回りを取り囲む陣形です。5隻以上の編成で選択可。
砲雷撃戦はそれほど強くはありませんが、対空戦が得意。旗艦を庇う確率が一番高いのも特徴です。対潜も単横陣の次に強いです。
デメリットは雷撃と夜戦の命中率が下がってしまうことです。それとデメリットではないのですが、対空が強くなるだけで、制空権争いを有利にしたり航空戦が強くなったりするワケではないので勘違いしないように注意。
koukuu←航空戦マスという、航空戦しか出来ないマスがある海域があり、そのマスでは輪形陣一択です。

teikei

斜めになっている陣形です。4隻以上の編成で選択可。
うーん…この陣形は何のために存在してるんですかね?複縦陣を全体的に弱くした感じでしょうか?これと言って選ぶ理由がありません。
しかし、世の中にはナナメ教というモノが存在し、信者曰く回避が最も高い陣形だという。有力なデータはないそうですが。
夜戦マスがどうしても抜けられず、ナナメ教の話を信じて選んでみるのも一興…といったところでしょう。

tannou

進行方向に向かって横一列に並んだ陣形です。4隻以上の編成で選択可。
対潜攻撃力が最も高く、雷撃の回避率も高い、潜水艦絶対殺すマンな陣形。
それに対して砲雷撃戦はかなり苦手。雷撃戦に至っては威力も命中も下がる始末。潜水艦以外には使ってはいけません。
それと、夜戦に突入すると対潜に大幅なマイナス補正が入るため、いくら対潜特化でも潜水艦は倒せません。夜戦ダメ、絶対。(夜戦マスはなぜか普通にダメージが入ります)

連合艦隊での陣形

連合艦隊の陣形も簡単に紹介。名前と配置が違うだけで基本は一緒です。 20160513_000129

第一警戒航行序列(対潜警戒):単横陣
第二警戒航行序列(前方警戒):複縦陣
第三警戒航行序列(輪形陣) :輪形陣(第二艦隊5隻以上)
第四警戒航行序列(戦闘隊形):単縦陣(第二艦隊4隻以上)

…あれ?ナナメは?

2.索敵

敵を探します。偵察機を装備している場合は偵察機を飛ばします。索敵の結果は4つ。とはいえ、成功以外はそうそう起こりません。成功以外は、こういうレアな結果が存在する、といった認識でいいです。

成功

命中回避上昇…のはずですが、特に上昇している様子はないという。特にペナルティなしといったところでしょうか。殆どはコレです。

成功―未帰還偵察機有り

偵察機が減ってしまいました。1機しかないスロットの偵察機が減ってしまったら目も当てられません。水雷戦隊編成だとたまーにあるかもしれません。

失敗

航空戦に参加できなくなります。索敵値不足で索敵演出が無かったときも失敗扱いらしいです。
でも、航空戦が発生する編成で失敗したことないんですよね…1-1で軽巡のキラ付けで何度か見たことがあります。

索敵機未帰還

索敵失敗+偵察機減少の時に起きます。艦これ始めたばっかりのころには見ましたが、最近は全然見ないですね。

3.基地航空隊攻撃(イベント限定)

16春イベで実装された陸上基地からの航空支援です。出撃時に選んだマスのみに発生します。
運用状態が待機・出撃・防空・退避・休息とありましたが、イベントでは出撃一択でした。

4.航空戦

艦載機による攻撃を敵味方一斉に行います。航空戦のダメージは陣形・交戦形態の影響を受けません。また、艦娘の疲労度の影響を受けません。航空戦のステップは4つ。

制空状態の決定

艦戦・艦攻・艦爆・水爆・水戦の合計制空値で決まります。
敵制空値の1.5倍以上で優勢、3倍以上で確保になり、砲撃戦で弾着観測射撃が出来るようになります。
敵制空値の2/3以下で劣勢、1/3以下で喪失になり、敵が弾着観測射撃をしてきます。

また、この制空状態で敵機撃墜数が決まります。喪失で最大10%、劣勢で最大40%、均衡で最大60%、優勢で最大80%、確保で最大100%です(どの制空状態でも0%の可能性があります)。

接触判定

偵察機が敵艦隊を監視し、攻撃機を誘導してくれます。接触に成功すると航空戦のダメージが最大120%まで増加します。
制空状態が確保・優勢・劣勢でないと発生しません。

対空砲火

対空射撃を行い敵艦攻・艦爆を減らします。艦戦は攻撃対象になりません(艦戦の熟練度が下がりにくいのはこのため)。
対空担当艦は各スロットに対して1隻がランダムで選ばれますが、対空カットインが発動すると、対空担当艦の撃墜数を底上げしてくれます。
つまり、防空艦を一隻用意しても、対空カットインをさせないと効果が薄いという事ですね。

航空機による攻撃

ここまでで撃墜されなかった攻撃機が攻撃を仕掛けます。当然、機数が多い方がダメージが出ます。また、機種によってダメージが異なります。艦攻はダメージ倍率が80%と150%のランダム、艦爆は100%固定です。
潜水艦は攻撃対象になりません。

5.支援艦隊攻撃(南方海域・イベント限定)

遠征で前衛支援・艦隊決戦支援を出すことで支援艦隊による攻撃が発生する可能性があります…が、キラ付けしてないとなかなか来てくれません。前衛支援は全艦、艦隊決戦支援は旗艦にキラ付けが基本です。
支援の種類は3つ。どの支援も駆逐2隻が含まれていないと支援に出せません。

航空支援:正規空母・軽空母・装甲空母・水上機母艦・揚陸艦を3隻以上

艦載機による攻撃を仕掛けます。ダメージ判定は攻撃機を積んだスロットごとに行われます。攻撃機を積んでないと攻撃できません。ですので、必須の駆逐2隻はただ連れてくだけです。それと航空戦と同様、艦戦を積まないと撃ち落されます。攻撃回数が多い反面、攻撃力は弱め。航空戦と同様、陣形・交戦形態の影響を受けません。
普段はあまり使われないが過去のイベントでは、PT子鬼群という耐久はないが全然攻撃が当たらない敵に数撃ちゃ当たる戦法で使われたり、航空支援が弱点のボスがいて航空戦と航空支援だけで撃破したりと、局地的にアツい展開になる支援です。
支援長距離雷撃:軽巡・雷巡・駆逐を4隻以上

…うーん。この支援はどういう時に使うんでしょうねぇ。使いどころが分からない。何より与ダメージが低い。雷撃支援が弱点の敵でも出ない限り使い道はないでしょうね。

支援射撃:上記以外の編成

基本的に支援と言ったらだいたいはこの支援射撃を使います。ダメージ判定は1隻1回。こちらは駆逐2隻とも支援に参加するので火力の高い艦娘を連れていきましょう。また、空母系を入れても2隻までならこの支援になります。空母の攻撃力計算は他の艦と違い艦載機の雷装・爆装依存で、爆装が高い方がダメージが上がります。攻撃力も戦艦並と高いので、2隻は編成に入れるべきでしょう。こちらの支援は陣形・交戦形態の影響を受けてしまいます。

6.先制対潜攻撃

対潜値が100以上でソナーを装備している艦娘は潜水艦に対して対潜攻撃をします。また、五十鈴改二は無条件で先制対潜攻撃ができます。射程巡に攻撃します。陣形・交戦形態の影響を受けます。

7.開幕雷撃

『甲標的 甲』を装備している艦、またはLv10以上の潜水艦は魚雷で攻撃します。陣形・交戦形態の影響を受けます。相手が潜水艦のみの編成だった場合、攻撃はしますがダメージはありません。

8.交戦形態表示

交戦形態によって攻撃力が大きく変わります。種類は4つ。

T字戦有利

敵味方共に攻撃力120%

同航戦

敵味方共に攻撃力100%。

反航戦

敵味方共に攻撃力80%

T字戦不利

敵味方共に攻撃力60% 彩雲を装備していると回避できる。

普通に考えたらT字戦は有利が120%で不利が60%なのですが、艦これでは両方とも同じ割合が適応されます。
ですが、イベントボスクラスになるとT字不利でも火力キャップオーバーしてくるので、実際のT字戦不利を味わえるでしょう…ですので、イベントでは彩雲を用意しておきましょう。

9.砲撃戦

戦闘のメインとなる砲撃戦です。基本的には1巡目は射程順、2巡目は上からの順番に攻撃しますが、艦種、耐久、装備、制空権などで色々と変わります。

・砲撃戦不参加艦の攻撃順選定からの除外

砲撃戦に参加しない艦というのが存在します。その艦は攻撃順から除外されます。

・潜水艦(特定の陸上型深海棲艦がいて、かつ特二式内火艇を装備している場合は攻撃順選定に含まれます)
・砲撃戦の前に撃沈している艦
・艦攻、艦爆を装備していない(または全て撃ち落された)空母

中破した空母・軽空母、大破した装甲空母は攻撃できないため攻撃順選定から除外されているように感じますが、実際は攻撃順選定に含まれています。攻撃しようとしているが不発に終わるって感じでしょうか。敵の攻撃が連続で来る事になるので、空母が中大破するのは攻撃できない以上のペナルティがあると思って下さい。

・砲撃戦参加艦の攻撃順の決定

砲撃戦参加艦に選ばれた艦は、超長→長→中→短→超短(深海棲艦のみ)の順番になり、同じ射程の艦はランダムに攻撃順が決まります。

・攻撃開始

味方1番目→敵1番目→味方2番目→敵2番目…という順番で攻撃します。この時、順番が回ってきていない艦が攻撃不能になった場合(空母の中大破や撃沈)、順番が飛ばされるだけで、順番が繰り上がったりする事はありません。

・砲撃戦不参加艦の攻撃順選定からの除外(2巡目)

敵味方問わず戦艦がいる場合、2巡目の砲撃戦があります。ここで撃沈した艦が攻撃順選定から除外されます。空母の中大破は1巡目と同じく攻撃順選定に含まれます。

・砲撃戦参加艦の攻撃順の決定(2巡目)

2巡目は射程にかかわらず上から順になります。

・攻撃開始(2巡目)

味方1番目→敵1番目→味方2番目→敵2番目…という順番で攻撃します。ここでも順番が回ってきていない艦が攻撃不能になった場合、順番が飛ばされます。

・対潜攻撃について

編成に潜水艦がいる場合、対潜攻撃が可能な艦は潜水艦への攻撃を優先します。

10.雷撃戦

砲撃戦後、素の状態で雷装が1以上(素が0だと装備で雷装上げてもダメ)、かつ被害状況が小破までの艦は雷撃を行います。

素が0で装備で雷装を上げられる艦って未改造のちとちよしかいないんですけどね。甲標的で開幕雷撃が出来て最後の雷撃はできない…これもうわかんねぇな?

11.夜戦突入の選択

昼戦終了後に夜戦をするかどうか選択します。追撃せずを選択すると戦闘終了し、夜戦を選択すると夜戦に突入します。夜戦をすると弾薬を1目盛り消費してしまうので、目的もないのに道中で夜戦しまくるとボスマスで弾薬不足でダメージが下がるので注意。

12.夜戦

夜戦では攻撃力が火力+雷装になり、駆逐・軽巡・雷巡・重巡の攻撃力が大幅アップ、さらに装備によってはカットインで倍率がかかり、さらにキャップという一定の火力の余剰分に大幅にマイナス補正がかかる値が、昼戦では150だったのに対して夜戦では300まで引き上げられます。
大破した艦は攻撃できません。また空母も一部を除いて攻撃が出来ません。出来る空母でも大したダメージは出ません。

夜戦の攻撃順はとても単純です。味方の旗艦→敵の旗艦→味方の2番艦→敵の2番艦…といった順番です。射程とか不参加艦とかは一切かかわらず、攻撃が出来ない艦は飛ばされるだけです。

夜戦で潜水艦が残っていると、ここでも潜水艦に攻撃可能な艦は潜水艦への攻撃を優先します。夜戦は対潜に大幅なマイナス補正がかかるので、夜戦での潜水艦撃沈は不可能。駆逐・軽巡・雷巡はせっかくの活躍の場を奪われてしまう事になるので、潜水艦は昼戦のうちに撃沈させるようにしましょう。

陸上型の敵に対しては夜戦でも雷装が乗りません。陸上型に対しては三式弾などの陸上型特化の装備で対抗しましょう。

ここまで簡単に説明してきたつもりですが、それでもかなり長くなってしまいました。細かい部分は別ページで追々説明していこうと思います。

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